2011-01-01から1年間の記事一覧

Dans la compagne de la France.

フランスの田舎の中。 おうちの人のご実家を訪ねる旅に参加さてもらいました。 アンジェからロワール川沿いに、そしてさらに南下した田舎の街です。 車で約2時間の道中はほとんど農場の中を走りました。 小麦畑に蕎麦畑、向日葵畑。 フランスは地平線の多い…

Juillet déjà viens.

7月にはいりました。 今日まで街は映画祭。 なんと新作映画が3ユーロでみれてしまう。 行くしかないのでいきます。 昨日みたのは「OMAR M'A TUER」、 かなり重たいノンフィクションのフランス映画。 少し前から気になっていたから、みてよかった、かな。 …

D'ouest.

西へ。 東の果ての次は西へです。 翌日は大西洋に面した街、ナントに行きました。 目的は陶芸の土や釉薬、絵の具や道具を見に行くためです。 フランスの下鴨陶芸って気持ち! 大西洋と行ってもナントへは車で1時間くらいで行けます。 この日の予想気温は4…

A côté de l'Allemagne.

ドイツの隣で。 さて、あれからまたすぐドイツとの国境境の街ストラスブールに行ってきました。ある美術大学の卒業制作展をどうしても見ておきたくて。前日にすべて手配、どうしでもです。 アンジェからストラスブールまで直通列車で5時間。 以前は乗り換え…

Du long voyage.

長い長い旅から。 日本からお友達が来てくれてわたしは久しぶりに三人旅をしていました。二人が来るまで、なるべく動物と遊んでいたわたし。世界で一番ふるい動物園でみんなに語りかけて、塔のある公園でスズメと戯れて、この旅は始まったんだっけ。その前に…

Le coure du Japon.

昨日はおうちの人の縁あって小学校に行って「日本」という授業をしてきました。 一日だけのわたしの担当は、自己紹介、日本のプレゼンテーション、俳句、折り鶴、文字、小説、あいさつ。 教会のとなりにある、田舎のとても小さくて小学校と幼稚園が一緒なっ…

Si il n'y a pas de chose spéciale...

なにか特別なことがなくたって。 昨日までの3日間、お家の人が家をあけていました。 いつもの人たちがいないというのは、家の中ががらんとして、 すこし新鮮な、すこしさみしいような、でものんびりできるような。 わたしはのんびり、をしました。 キッチン…

Je travaille.

今日はフランスではじめてのトラバイユ。 先生の急な用事で、店の番をやらせてもらいました。思えば、売り子をするのははじめてのわたし。でもでも、お店に向かう時とてもウキウキしていた。働くことにウキウキできた。まず、それだけでもうれしい。 お店を…

J'ai marché à Paris avec une parisienne.

魔法の街 24日。 アトリエの先生とパリのギャラリーをまわった。 彼女はパリ生まれのパリジャンヌ、今はアンジェに住んでいるけれど、去年までパリの郊外に住んでた。 ラッキーガールなことに、私が渡仏した月に先生もここアンジェに越してきた。 先生だけ…

C'est dans un rêve.

陶芸のことと夢のことと。 金曜日から、わたしの陶芸のアクセサリーが並びました。パン屋さんが3軒もある広場に面したアトリエのお店です。ショーウィンドーの真ん中をあけてくれました。 ものに値段をつけるということは、鑑賞者の本当の評価を知れるので…

La céramique.

陶芸のこと。 春と夏のあいだに季節を呼ぶとしたら、なんだろう。 日陰がさむくて陽がとてもつよいので、ふとあってもいい気がする。 すっかり指輪やけをしました。 さてと、こちらに来て半年と1ヶ月とちょっとが過ぎて、 やっとやっと、うれしいことにアク…

le dimanche 24, le fin de mon voyage.

旅の終わり この日フランスはPâque(パック)という大切な祝日。 そしてわたしはフランスを北上する。 とてもいい旅ができた。 いろんな人と話す機会があって、すこし言葉さがしが楽になった。 こうして言葉は増えていく、そうだったらいいな。 帰りのアビニョ…

le samedi 23 à Antibes.

港街のアンチーブ。 四日目、旅の終わりもせまるこの日はアンチーブに行くことにした。 二日前のドライブで通り過ぎたのがきっかけで気になったから行くことにした。 バスは200番、海沿いをずっと乗っていればニースまでいける。 三日続いたかんかん照り…

le vendredi 22 à Vallauris.

ピカソの陶芸の街、ヴァロリス。 三日目。 この日は、カンヌのバスターミナルから18番線にのって向かう。 目的地はヴァロリス、この旅の一番の目的地。 くねくね山道を酔わないでゴール。 さて、降りたここは街のどのへんなのでしょうか。 ガラスのむこうに…

le jeudi 21.

21日、ニースからカンヌへ。 バスのツアーに参加してみる、ひと恋しくもあり好奇心で参加してみる。 朝9時、小さなワゴンの2列目に乗せてもらう。 スコットランドの3人家族、 アメリカ人のカップル、 シンガポールのご夫婦、 日本人のわたし、 それから…

le mercredi 20.

20日、ニースをくわしく歩く。 朝ごはんの前に、朝の散歩。海に足をいれてみる。 光にノイズはなくて、あたりが鮮明に透き通るのが朝の感じ。 半島のシルエットは木々のシルエットだったのか。 毎朝花市があるときき、うろうろうろ。 となりの果物市でオレ…

le mardi 19 à Nice.

19日、朝。すこしの緊張感。 ここアンジェから南に向かうこと約9時間、列車の旅。 隣の席のおじさんと会話。 おじさんは看護士さんで、お子さんはわたしと同い年らしい。 電車酔いにあくびするわたしにすぐさまアドバイス、さすがはプロでした。 ある街に…

Je suis en france.

ただいま、のひとりごと。 ひとり旅をしてきました。 だれかミチヅレにしたくなる旅になってよかった。 6日間、7つの街、フランスの南の南、コート・ダジュールへ。南行きと帰りの切符をかって、中身は南でつくる、南の旅です。 ニース エズ モナコ公国 サ…

Vous êtes sensible.

あなたはとてもソンシーブル。 境目がひかるくらい、わたしは白と黒とわける。嫌いなんじゃない、わたしはグレーがつくれない。懐かしい という、時間に逆らえないからこそ突き刺さる感覚にわたしはたいそう弱い。そうなると何回も繰り返す事ができる。陽の…

J'ai mangé la cuisine japonaise en parlant le langue français.

日本食の食卓を囲んで。 さて、春がいいと言っていたのもつかの間、太陽はもう夏の顔をしている。 学校の中庭はすでに浜辺とかし、アメリカ人の服から、夏になっていく。こっちの人はパラソルなんて差さないから、 わたしの皮膚をフランス国籍にしないと、こ…

Ce n'est pas exagérée.

ほんとうのこと。フランスは春がすごくいい。フランスの春はすごくいい。 ここでの冬を知ったあとに春を迎えると、春ってこんなにも感動的な季節だったかと思う。よく春が好きですという人がいるけれど、あの人たちは、あんな前から春に気づいていたのかと思…

Toujours c'est moi.

わたしはわたし。 ドアをあけて、首をのばし、鼻も伸ばしたら、桜の匂いがしたのは朝のハナシ。電気を消して、窓をあけ、洗い物をして見上げたら、オリオン座が光ったのは夜のハナシ。こうして一日はすぎていく。はやい、なんてはやい。でもひとときだってヒ…

セイスムのこと。

こんにちは、くりこです。 日々のつらつらが途切れていたのは、まぎれもなく地震のためです。 あまりにも大きなことで言葉がみつからなかった。 一時は帰宅できない祖母が心配で、そして引き続く余震と、どこまでつづくかわからない放射能のことで、頭がパン…

C'est aussi ma vie.

この今もまた私の人生。 土曜日、パリに行ってきた。 友達とのランデブーである。 蚤の市に行った、ヴァンヴの蚤の市。 オルガンのおじいさんに話しかけたり、おばさんに値段を交渉したりもした。 どれもほんの少しの会話で、それでもうれしかった。 1区の…

Je goûte la France.

フランスをいただく。 フランスのこの地方はいまバカンスです。ここにいながら、今日やっとそういうことかと分かりました。わたしの学校はなぜか休みではありませんが、はやく家に帰っても人がいるというのはいいものです。 二月はこれまでで一番食費をおさ…

Le printemps va venir bientôt.

春が来そう。 こちらに来て5ヶ月が過ぎました。 はやいけど、そのくらいだとも思える。毎日毎日いろいろなことが起こります。 わたしの毎日は小さなわたしの記事の集まりです。 引っ越しもした、旅もした。 教授にあった、学生と話した。 料理も毎日した、…

Je me change les idées parce qu' il fait beau.

たのしいことをみつけることをわすれないようにすることをこころがけないこと。 きのうは映画を見てきた、リフレッシュが必要になったからね。 5ユーロ、つまり600円しないというのはいい。 言葉が英語で、字幕がフランス語というのでどうしたものかと思…

L'atelier que j'ai attendu avec plaisir.

アトリエのこと。 ふつかまえ、街の陶芸家の先生と、アトリエのことを話した。わたし、週にふつか陶芸ができることになった。大学とアトリエを往復する日が来たのだ。ここはフランスの山科かもしれない。彼女はいつもコーヒーと紅茶をいれてくれる。わたしの…

La Saint-Valentin est délicieuse.

バレンタインデーはおいしい日。 おもしろいことにフランスはこの日、日本のようなチョコ祭りはありません。チョコはクリスマスのものだからだそう。街のショコラティエはいつも通り。毎日があまいものであふれている訳です。フランスでバレンタインデーはも…

Petit à petit à petit.

ほんのすこし 今週からあたらしい学期のはじまり。クラスもすべてがぐるりとかわりました。すこしクラスが上になって、美術史やフランスの歴史、経済学のクラスが選べるようになった。わたしはやっぱり美術史かしら。今まで言葉のクラスだったので、その言葉…