le samedi 23 à Antibes.

港街のアンチーブ。



四日目、旅の終わりもせまるこの日はアンチーブに行くことにした。
二日前のドライブで通り過ぎたのがきっかけで気になったから行くことにした。
バスは200番、海沿いをずっと乗っていればニースまでいける。



三日続いたかんかん照りは、四日目にしてはじめての悪天候。
倒されそうなくらい風がつよくて、とても寒かった。
カーディガン一枚とは、みごとに前日に惑わされていたわたし。
海が荒れているのをみて、とてもこわくなった。


風と雨しのぎに屋根のあるマルシェで雨宿りをする。
オレンジにおおきなリンゴ、大好きなコンテチーズ、それからオリーブ石けんを買ってみる。
南の市場の威勢のいいこと、近江町市場みたい。いや違う。


すごく寒いのでショコラショーで温まる。
カフェのめがねのおじさんが二人似ていておもしろかったから。
2時間後、またこの席に座ってクレープを食べた。



行った美術館は3つ。
ピカソ美術館、ペイネとユーモアデッサン美術館、考古学博物館。
ちょっとよかった。



風がつよくて、雨がたたいて、波がたつような日だったけれど、
これはこれで春天気を知れたのでよかった。
三寒四温はここフランスにも存在する。