attendre attendre attendre...

憂鬱で長くて大切で必要な時間。




夏からこれまで、これまで知らなくてこれから知らなければならない膨大な事に一気に出会った。
年末になりスピードは緩やかになったけれど、出会いのリピートは続いている。
芸術活動でそれなりに生きていくための具体的なコミュニケーション。


それは徐々に、突然一気にやって来た。


大人の事情に自然に目を背けて、きっと今よりずっと怖いもの知らずだった自分自身の御陰で、社会の無言で分厚い壁から外に出れた気がする。


2年が3年になり、4年が6年になり、
始めたら止まらない回転の遠心力に必死に負けないでいたら、
そのループ自身に身を委ねられそうなギリギリのところに今いると思う。
地球の回転を感じないみたいに、そのループのスピートが自分のスピードに合えばいいと思う。


ここ一ヶ月くらい、外的要因で制作が進んでない。
憂鬱で長くて大切で必要な時間だ。
このタイミングだからこそもらえる時間だけれど、
このタイミングだからこそ想像以上に苦しい。


制作してないとこんなに苦しいのか。
はやく気が狂う程つくりたい。はやく。


つくっていないと、息が苦しくなる。
はやく気が狂う程、はやく。


きっとはじまったら、この時間が羨ましくなるだろう。
それ以前に、この環境が全部なくなることだってあり得るんだ。


頼りない藁を一気に百本くらいつかまないと、夢は自分のものにならない。
余裕がある領域というのは逃げ水に似ている。近づけばその分逃げてく。


年末のどことない年末感に浸りながら、これからの期待に向けて泥のように眠りたい。


待つ、待つ、待つ。
待つのってちょー苦手だ。