2011-01-01から1年間の記事一覧

Le ciel de Montpellier.

モンペリエの空 それから、モンペリエに着きました。 地中海に近いからか、空は南模様。 コートがすこし分厚く感じる久しぶりな気候。 中心街と少し離れたホテルで受付を済まし、 そこのマダムに街の歩き方と郷土料理を尋ねる。 ここモンペリエは、日本での…

A Toulouse, j'ai dû rester cette ville et pu rester cette ville.

乗り換えの街での一泊。 旅の2日目は、リモージュからモンペリエに向かいます。 朝は早起きをして、リモージュの川沿いと植物園、教会を望みます。 七宝焼のギャラリーのマダムとおしゃべりをしたり、街のマルシェでオレンジを買ったりします。 そして15…

Le voyage de la France.

旅に出ておりました。 フランス中部から南部、そして西へそこから北へ。 リモージュ トゥールーズ モンペリエ ルルド タルブ カルカソンヌ そしてボルドーと通ってロワールに戻ってきました。 フランスの文化にめいいっぱい触れてきました。 J'ai voyagé. D'…

A Limoges, J'ai appris l'émail.

リモージュの七宝焼 磁器で知られるこの街はエマイユと呼ばれる七宝焼の街でもあります。その歴史はやきものよりさらに古く、12世紀にさかのぼります。 街のあちこちに「émail」の看板がちらり。 今回はここリモージュで七宝焼をしてきました。 『Maison de …

Bouchemaine, une belle ville qui est notre voisin.

日曜日はお隣の街ブッシュメンヌを訪ねました。 ここで陶芸のビエンナーレがあるというのですから、行くしかありません。 道中は霧の立ちこめる畑の中を走ります。 ギャラリーはメーヌ川のほとりにあり、 朝の透き通る光と、霧の白い空気が、気持ちを静にす…

Les Arts du feu à Rennes.

先週の土曜日、レンヌに行ってきました。 レンヌはブルターニュ地方の街、ここアンジェから電車で2時間ほどのところです。 訪れたのはこの街で毎年一度開かれる炎の祭典「Les Arts du feu」 陶芸、ガラス、ジュエリー、金工など、火を扱う作家の展覧会。 今…

Salon de Métier d'Art à Nantes.

ナントのアートサロン 昨日はここアンジェからTGVで30分ほどの街ナントを訪ねました。 前日は空を見上げたくなる快晴、 でも昨日は傘も効き目がないようなフワフワした雨でとても湿った日だった。 ここナントで週末三日間開催中のアートサロン、NANTES Sal…

d'Art du Paris.

パリをまた訪ねました。 まずはバスティーユに少し近い12区のギャラリーへ。 2人のジュエリー作家による展覧会、 ひとりは陶芸のジュエリー、なんとも興味深い。 ギャラリーのマダムが教えてくれたコンテンポラリージュエリーの本に惚れました。 次に20…

Notre exposition a commencé.

ノエルの展覧会。 今日からはじまります。 わたしの通うアトリエにての3人展。 陶芸家と画家による展覧会。 わたしは陶芸のジュエリーで参加しています。 昨日が展示作業で、本日19時からはじまりました。 初日の今日はヴェル二サージュとよばれるオープ…

Saint Leu-la-Forêt et Paris.

巴里の郊外 一月ぶりに電車にのった。 家を出たのは朝早く、満天の星空に鳥たちのシルエットがさえずる。 コマドリかもしれない、イヤホンはもったいない。 パリの北駅から郊外にのびるH線に初乗り。 30分ほどで「Saint Leu-la-Forêt」に到着。 こじんまりと…

La sieste.

日曜日でとてもよく晴れていて、 家の中が退屈になって、 庭の芝生で寝てた。 桜の下でぼーっとして、 すべてどうでもよくなるように、 口を半開きにして、ただ耳をすます。 風と葉の音で目が覚めて、 そこが空だったらリッチ。 生きることや自分の所在地を…

Mon nouveau vélo est presque neuf.

わたしの自転車の日 今日は街に待った自転車の日。 街でこれまで1年間、無料で借りていた自転車はもう期限が切れてしまいました。 先週から移動が徒歩でした。 中古を個人と個人で売買するフランスのサイトを教わり、週末に探しまわりました。 ランプを付け…

Les deux journées à Paris.

パリの晴れの日 晴れ模様のパリに行ってきました。 1日目。 まず寒いパリにショコラショで読書ということにしました。 はじめてサンジェルマンジェプレに足を入れました。 セーヌ川の日なたのベンチでランチ、日本文化会館をのぞきます。 最近はフランスの…

Le commencement de la continuité.

つづきのはじまりと空と雲。 日本にひたっているのもつかの間、 生きていくには、日常が一番大切なので、 この先のことより、今晩の献立な訳なのです。 言葉にすこし慣れてきたようで、 以前のようなチンプンカンプンな日々を切り抜けて、 国境線を越えたこ…

La vie du Japon d'une japonaise.

日本人の日本の生活。 一昨日の晩、フランスの家に戻りました。 不思議なもので、日本の時間を過ごしていた時、 あれほど遠くに感じていたフランスの時間が今は日常で、 今度は日本にいたことが頭の中にあるのです。 目の前にあるものと頭の中にあるものが、…

La Corée du Sud et et et et.

韓国のエトセトラ。 韓国から帰って来てから、かなりたって、でもおもしろかったことにはかわりありません。わたしが見て来たのは、明洞(ミョンドン)に、仁寺洞(インサドン)。明洞はファッションにコスメ、仁寺洞は伝統工芸の街である。化粧品に工芸品に…

La Corée du Sud.

韓国のこと。 朝ごはんは、オモニの味。 韓国料理は家庭にも宮廷にも同じく密接なのだ。だからいいなと思う。家庭の生活をのぞいてみると、さらに韓国がおもしろくなってくる。そう、「キムチ」は一言では表せません。 それから、 お友達のお家のあるピョン…

안녕하세요, 한국.

韓国にふらりと行って、ソウルフルしてきました。 まず、5つの文章を頭に入れます。 안녕하세요. コンニチハ。처음 뵙겠습니다. ハジメマシテ。제 이름은 카오리 입니다. ワタシノナマエハ カオリ デス。만나서 반갑습니다. オアイデキテウレシイデス。감사…

Le paysage du Japon.

にっぽんの風景。 滋賀県は醒ケ井の養蚕場に行ってきました。 雨の中、霧の立ちこめるその下にマスの群れです。かわいいけれど、やがて食卓に行くのだなあ。チョウザメは大人しくって、触れるとヌルヌルしていた。 日本のご飯はすばらしい。 水面からの梅花…

à Paris.

パリと自然。 この旅の最後もパリです。 パリでする事は、ふたつ。 動物園に行くこと、 植物園に行くこと。 いや、本当はもっとあるけれど、 すべてがつまっていて、すべてができない。 これがパリなのです。 骨の博物館。 骨の列づらり。 植物園は庭園で、 …

à Annecy

アヌシーのアヌシー湖 リヨンの次にはさらに東のアヌシーを目指します。 その名も「アヌシー湖」という湖を眺めるために。 フランスの中でも透明度を誇るきれいな湖なのです。 観光地、観光地している場所ですから、 人、人、人な訳なのですが、 それはさて…

à Chamonix

シャモニーの山々々。 アヌシーからさらに東へ。 スイスのジュネーブより東なのは、国境線のからくり。 目的はモン・ブラン。 この旅の一番の目的。 シャモニー1日目は、モンタンヴェール鉄道。 標高1913mまで急勾配でゆく。 街がどんどん小さくなって、向…

à Lyon

リヨンのこと だんだんと時間がたっている。 けれど、ちょっとふりかえってみます。 リヨンではフェルベールの丘に登ったあと、 リヨンのごはんを食べた。 リヨンのサラダはベーコンがたくさん必要で、ポーチドエッグも乗っかってたっぷり。 カワカマスのク…

à Angers

アンジェの紹介 この街での私の居場所の場所をテンテンテンと回る。 いつものアトリエ。 フランスのママとパパとわたしの家、 レストランよりレストラン、 前菜の野菜に子羊にケーキにどれもおかわり。 パティシィエのお友達のお家におじゃま、 冬を先取りさ…

Je suis au Japon.

昨日の朝、日本に帰ってきました。 こんなにも暑かったのだなーと、 故郷の懐かしさと、フランス気候の恋しさで、 ぼーっとしておりますが、 やっぱり知っている場所はいいものです。 その前にフランスを西から東への横断の旅をしてきました。 この旅は高低…

à Quimper

雨のカンペール パリから最初に向かったのは、フランスの西北ブルターニュの街カンペール。 この街は手描き陶器の街として栄えている。 しっとりとした雨の似合う街、 石畳の感触が町並みにふさわしい。 魚料理のおいしいこと、 ガレットのおいしいこと。 陶…

Les vacances d'été.

七月もあっという間に過ぎます。フランスの天候は最近おかしくて、寒い日が続きましたから、びっくりです。今日は晴れております。 と、もう少しで一度日本に帰ります。 そう思うともう日本が恋しくて仕方ありません。 そう、待ちぼうけ事をしていると、事は…

Ma changement en France.

フランスでわたしのかわったこと。 わたしがフランスにきてかわったことはなんだろう、ふと思う。それは、「涙する」かもとか思う。4年前、はじめてフランスに来たとき、「涙する」という行為が「笑う」と同じくらいの日常的なことになってた。当時は言葉が…

Il pleut, il pleut toujours.

まったく、七月のなに雨ばかりだ。 わかりたくてわからない。 くやしい、わからないくてくやしい。くやしい、にいろいろあるけれど、自分の頭の回転を今のところ上回る事が、理解したくてそれができない事が、今一番悔しい。悔しいの原因が自分自身にあるの…

Au fond de mon cœur de la France.

くりこのフランスのこころの中 さて、 7月に入り、言葉の学校は夏期講習になりました。 クラス編成もクラスメイトもぐるりと変わります。 夏のクラスには以前あんなに多かったアジア人がすっぽり居なくなって、 髪の毛の色のバリエーションが豊かです。 わ…