Saint Leu-la-Forêt et Paris.

巴里の郊外


一月ぶりに電車にのった。
家を出たのは朝早く、満天の星空に鳥たちのシルエットがさえずる。
コマドリかもしれない、イヤホンはもったいない。


パリの北駅から郊外にのびるH線に初乗り。
30分ほどで「Saint Leu-la-Forêt」に到着。
こじんまりとした小さな駅で、
目印となる教会は通りの向こうにすでに見えていた。


なるほど、郊外の小さな街。
目的はここでこの土日に開かれる工芸市?なるものをみるため。
Bijoux(ジュエリー)、Maison(室内)、Mode(服飾)、Bois(木工)と4つの部門からなっている。
このBijouxに出展している学校をみに来たのです。
MadameもMonsieurもとても親切な方。
しかも面接官と直接コンタクトしていたという、今日はラッキーガール。



これがパリの郊外かと、

巴里の郊外に、

ふさわしいな、とかってに思ってみたり。

たくさん話して、街の様子も、家々の秋っぽい感じも、この日の雰囲気にあっていた。




そのあとパリに戻って、セーブル陶芸美術館へ。
この川を渡ると美術館が見えてきます。

なかなかカラフルな仕事と、なにやらコレクションらしいものをみた。
ちょくちょくのぞくことにしようと思う。





一日一日が私をつくっているのだけれど、「生き方」はなかなかむずかしい。考えるのもむずかしい。

人生は限られていて、一日に出きることも限られている。
できることと、できないこともある。
でも、できないとならないことに未だぶつかってない気がしている。
なかなかむずかしいなぁ。




でもわたしは今も生きている、今を生きている。