雨のカンペール
パリから最初に向かったのは、フランスの西北ブルターニュの街カンペール。
この街は手描き陶器の街として栄えている。
しっとりとした雨の似合う街、
石畳の感触が町並みにふさわしい。
魚料理のおいしいこと、
ガレットのおいしいこと。
陶器博物館、アシュべー・アンリオ ファイアンス陶器工房を訪ねました。
アジアの繊細な陶芸にくらべて、フォルムにゆらぎのある外形線は、
色彩の外に暖色がみえて、あったかい。
大聖堂の塔が二本、小さく大きくどこからもみつかってそれもいい。
ちいさな運河も街の雰囲気をひとつ、ぴたりとつくりだす。
引出しにカンペールの文字を。