J'ai marché à Paris avec une parisienne.

魔法の街



24日。
アトリエの先生とパリのギャラリーをまわった。
彼女はパリ生まれのパリジャンヌ、今はアンジェに住んでいるけれど、去年までパリの郊外に住んでた。
ラッキーガールなことに、私が渡仏した月に先生もここアンジェに越してきた。
先生だけど、なんだか友達みたいなひと。
木曜日と金曜日に私はアトリエの机と道具をかりている。


前々からパリに連れてってとお願いをして、やっと叶いました。
シテ島のノートルダムで待ち合わせ、観光客に遠足の子どもたちであふれる中、彼女はすぐにみつかった。
だって山行くみたいなリュック背負ってるんだもん、なにそのでっかいリュック!笑


行ったギャラリーは3つ。

1件目、なんだか高級感にあふれていたけどマダムは優しかった。
ポートフォリオと小さい作品を説明してみてもらう。


2件目、ムッシューは本当に熱心に話をきいてくれた。
なんどもページをめくってくれて、話は作品の輸送の方法まで展開した。
どのアーティストも一番最初の作品は重要だとも言っていた。テクニックの話もした。


3件目、鋳込みとロクロの教室でもあったけれど、とにかくデザインオフィスかというくらいモダンだった。
陶芸と土ぼこりってまれに共存しない所もあるみたい。



この日、たまたまフランスにきてちょうど8ヶ月。


フランスに来た頃は陶芸の話なんてまるで出来なかった。
「もう少し薄くしたい。」「針を使いたい。」もなにもいえなくて、
なにも言葉がいえないから陶芸がストレスだった。
ロクロするのにも頭が疲れて5時間も耐えられないくらいだった。




ことばで伝わることって本当に本当に魔法みたい。



まだまだわたしのことばの面積は小さいけれど、それでもなにか伝わることが幸せに思います。