Ce n'est pas exagérée.

ほんとうのこと。

フランスは春がすごくいい。

フランスの春はすごくいい。


ここでの冬を知ったあとに春を迎えると、春ってこんなにも感動的な季節だったかと思う。

よく春が好きですという人がいるけれど、

あの人たちは、あんな前から春に気づいていたのかと思うと、ずるい。


耳を澄ましても澄まさなくても鳥は鳴いているし、

空気に花の香りのする部分が溶けているんだと思う。

いままで、この春の感じに気づいていませんでした。

そんなこんなでわたしもこの春からずるい人です。


日々の中のこころの中の行ったり来たりは、みえないくらい小刻みで、

でも、そんな事より今は春だよって春がいうくらい春がすごくいいです。


今日は雨降りで、それでもあまり傘を差さないフランス人の気持ちの中の言葉を知りました。


「きみは砂糖でできてないよ。」


だから雨にうたれたって溶けないんだから大丈夫だ なんだそうで、、なんてお気楽なんだろう。

ここには生活のちいさな問題をお気楽にさよならしてしまう気持ちの中の言葉がたくさんあるみたい。


そうか、気楽なんだね。

落ち着かなければなにもできない、そこに気づけばすこしわたしもずるい人。