à Tokyo night

日本に帰ってきてもう少しでひと月。
渡仏が1週間を切った。
私のからだの中がすこし渡仏モードになってきた。


このふた月ほど、書いておきたいたくさんのことを、
行動に移す前のやる気ボックスに溜め込んでしまったので、
フランス行きのほんのすこしだけ感傷的な様を
起き上がり拳ならぬ、さかのぼり日記と称して
振り返る夏の日をつらりとしてみる。




嵐の前日、西の線香花火を小さくあげた。
祖母と母とわたしの東京の夜の庭の夏の小さなできごと。
人差し指の火薬の匂いはようやく取れてしまったけど、
夢ではない夢の時間。