Musée de l'émail à Kyoto.

尾張七宝にはじまる日本の七宝焼ですが、
そのすごいのんが京都にあります。

陶芸家ならぬ七宝家という言葉がある訳ですが、
多くの七宝職人は自らの名を入れないことに誇りがあったとか。
明治時代の七宝が華やかな時期、それをかえた一人が並河靖之だそう。

尾張七宝を見る前日、まずは京都からということで、
京都は東山にある「並河靖之七宝記念館」を訪ねました。
全く目の肥えていない私ですが、その技術と繊細な仕上げは確かなものに見えました。

彼の自宅兼工房の記念館、展示品はもちろんその建物にもうきうきする所です。
中庭にもうきうきします。

時を同じくして、東京では濤川惣助という優れた七宝家が活躍しました。
この二人を「西のナミカワ、東のナミカワ」というそうです。

七宝焼っておもしろいなぁ。