まいにちの出来事




金属加工の課題





アトリエでのとらばーゆ



最近、忙しい毎日をおくっています。
といっても学生のような研修生のような人をしているので、
あまり胸をはって忙しいまいにちとは言えないかもしれません。


とにかく、自分なりに忙しいまいにちなのです。
忙しいことは、暇なことより遥かにステキなことだと思います。
でも忙しい渦中にいる時、
突然前触れもなく理由もない悲しさに襲われることがあります。
独りになりたいような、人恋しいような複雑な気持ちがしてきます。


小さなことが大きな悩みに思えてきたり、
日常なことにイライラしたりするのです。


でも人というのは、少なくとも私はとても単純な人間で、
いつも時間の経過がそれをほぐしてくれます。
それに、そんな時に限って、
周りの人に恵まれるのです。
ありがたいな。



秋からジュエリーという新しい世界をのぞいてみることにしました。
今までアートに関しては陶芸に多くの視線を向けてきましたが、
ひとつ、となりのものに目を向けてみると、
結果的にふたつではなく、より多くのものが見えてきました。
そして、五年前くらいにもらった言葉が今見えてきたりもします。
言葉の上だけでない、この実際の実感はとても心がにぎやかになります。


それでもまた、イチから悩みだしたり、
急に何もなかったようなすっきりとした感情がしたりと、
私もまだまだ不安定な人だなと感じたりもします。
でもフランスにきて、少しは強くなった気もしています。


そして、私は今もアーティストをしたいと考えるわけです。
生み出す人でありたいと考えるのです。
私もナンマンニンのうちのひとりなのです。
思考やコンセプチュエルな部分が先をいくことなく、
自分のそれと技術とセンスが対等でありたいと、
そういうスタイルがいいです。


今、新しいジュエリーの世界、
陶芸の制作、
彫刻の仕事、
をしています。


それらは、別々のようでちゃんと絡み合っているみたいです。
制作面だけではなく、生活のことすべては、
わたしのひとつの人生に絡み合っているみたいです。


とにかく時間の使い方がへたくそなわたし。
辛いものを食べたら甘いのもを口にするように、
考えて苦しくなったら、その分たのしいこと探すのがいいのだと思います。
とにかくそういうことです。


できれば素直で、等身大で、
がむしゃらな生き方がいいなぁ。