On a beaucoup marché à Paris.

パリを歩く、パリを知る。



パリに来てひと月が経った。
いろいろなことがそれなりに過ぎ去って、
八月の終わりに遥々日本から大切な友達が来ていました。



一日目は、ルクセンブルグ公園でサンドイッチをかじる。
それだけという贅沢なパリの使い方。

帰り道、ブタを捕らえました。


二日目は、まずポンピドゥーセンターをのぞく。


ポン・マリ周辺の文房具屋さん街を紙屋さん中心にぶらり。
ルイ・フィリップ橋からサン・ルイ島に向かう。


シテ島のノートルダム大聖堂をのぞむカフェでオムレツを頬張る。
それにベルティヨンのアイスも頬張る、ジャンドゥーヤっておいしい。
マリー橋で再び右岸へ。
ヴィラージュ・サン・ポールというアトリエとアンティークの密集地帯、日陰がすずしい。
ポンピドゥーの本屋さんでうろうろした後、1区のラ・ドログリー。
サントゥスタッシュ教会で目を閉じてみる。


三日目は、ポンピドゥーセンター屋上階、家々が砂みたい、波みたい。



ランビュロー通りからショコラトリーとメルスリーを訪ねる。
それからあるシールーヴ通りを下り、
パリでもパリらしいというBHV(バザール・ドゥ・ロテル・ドゥ・ヴィル)へ。
本当だ、なんでもありそうな場所。


そして夜、フランスではじめてのロックフェス、ロック・オン・セーヌへ。


sigur rós、液体に浸かってるみたい、よかった。よかったよ。


四日目は、土曜日なので蚤の市に行く、パリの南はヴァンヴへ。
久しぶりにわくわくできたし、オルガンの伯父さんのメクバセにルンルンだってする。


サン・ジェルマン・デ・プレでショコラ・ショーを。
シテ島でバラ窓とサント・シャペル、砂埃で靴の先が白い。
夜はバスティーユのおいしいのカフェでディネ。



五日目は、朝はシャルルドゴールターミナル「1」
午後はオーステルリッツ駅から国立自然史博物館へ。



古生物館




植物園




進化大陳列館


六日目は、朝からモン・サン・ミッシェルに向かいます。

ちょっと楽をして日本語ツアーに参加。
とっても理解しやすく、同時にフランス語の勉強不足も感じたり感じなかったり、なんて。
この日はとってもよく晴れて、私の気候予想がみごとに外れて、よかった。
オムレツもシードルも、やっぱり頂いときました。





途中オンフルールという古い港町にも立ち寄る。


八日目は、朝からオペラ街周辺をメルスリーを中心に歩く、歩く。
オペラ・ガルニエものぞく。
外観はもちろん、笑っちゃうくらいすばらしい室内装飾に笑う。
カフェ・ドゥ・ラ・ぺで冷たいカフェをご馳走さま。
トロカデロでエッフェル塔を眺めたりもした、もちろんキャレットのマカロンつき。


九日目は、まずエッフェル塔をくぐります。
スズメとハトとカラスの芝生でアンジェリーナのケーキをありったけ。



「地味に夢だったんです。」女の子は誰でも、かしら。


スズメとハトとカラスの芝生で横になった後、サクレ・クール寺院へ。
モンマルトルの丘からパリを一望し、その丘から続く布屋さん通りを時間をかけて下ります。


そして最後の夜は「パリ・バイ・ナイト!」

真夜中のパリをたくさんドライブしました。



夜中1時、セーヌ川のほとりに布を敷いて、シードルで乾杯です。

あっという間なパリ散歩だった。ああ、たのしかった。


思い出すと旅行中、おもしろいくらい話していない、どこか家族的な人だなと思う。
話したいねと言いつつ、隣にいると考えてることが分ちゃって、特に話さない。たぶん、そうだ。だぶん。


次回は日本で「バイバイ・キョウト」とかしてよね。
アビヤントなアンビヤンス。